『イトク食品株式会社』上質マーケット志向の新商品開発で価格競争からの脱出にチャレンジ
事業者様からの相談内容
イトク食品株式会社 様[尾道市]
1956年に尾道市で創業。生姜製品の製造卸業を営み、現在の社長は2代目。全国のスーパーやデパ地下に販路を持つ。
相談内容:価格競争からの脱出・商品開発・販路拡大
主力商品である生姜製品の業績は安定しているが、近年は競合の参入が増えスーパーの棚を確保するための価格競争が激化している。利益率が下がってしまうので不安に思う。
品質には自信があるが、薬機法の規制があり、生姜の効果効能をPRすることができないため、他社との差別化が思うようにいかないことも悩んでいる。
フクビズからの提案
高価格帯の新商品開発・プレス発表支援
ヒアリングの結果、地元産の「無農薬栽培の生姜」と「瀬戸田産のレモン」という上質の原料を納品できる生産者ネットワークを持っていることに気付きました。
そして完全自社生産が可能な技術力と柔軟な開発力をいかし、100%国産原料で上質グルメ志向の女性をターゲットにした新商品の開発を提案。価格帯を変えることで、競合のいない市場に販路を拡大する戦略を立てました。
何度も商品の試作を繰り返す中、小倉社長は「こんな面白いプロジェクトはない!」と常に高いモチベーションで取り組んでいました。
新商品の「瀬戸内レモンのジンジャ―シロップ Setouchi Classic」発表の際は、イタリアンレストランでのお披露目イベントを企画しました。
フクビズの支援結果
新規取引先の大幅増加・メディア露出・社内モチベーションの向上
首都圏の高級スーパーやフードセレクトショップに積極的に足を運ぶ社長のフットワークの軽さも相まって、お披露目イベントにまだ取引のないバイヤーの参加もありました。
試食スタイルのイベントの効果は大きく、地元新聞、TV取材などで一気に知名度が向上し、首都圏の高級スーパー、有名デパート、フードセレクトショップや、広島県内のJR主要駅の土産物コーナーにも商品が置かれるようになりました。
社内にも積極的にチャレンジしようという空気が醸成されています。
<住所・お問い合わせ先>
〒722-0232 広島県尾道市木ノ庄町木門田491
0848-48-1650