サポート事例

『フジストロー株式会社』世界的潮流を押さえたBtoCの商品開発にチャレンジ!新たなノウハウの獲得でモチベーションもUP

事業者様からの相談内容

フジストロー株式会社 様[福山市]

福山市多治米町にある1955年創業の業務用ストロー製造・販売会社。包装紙へのオリジナル印刷をはじめ、タピオカ用ストローや生分解性ストローなど様々な業務用ストローを製造している。

相談内容:売り上げの減少・商品開発の相談

プラスチック製ストローの使用を廃止する世界的な潮流の影響を受け、売り上げの減少について相談したいと2018年に来所。大口取引先の飲食店からの注文が激減し、社会的な流れで「プラスチック製ストローの先行きが見通せない」と深刻な状況を抱えておられました。

フクビズからの提案

BtoCの新商品開発・新たな販路開拓

フクビズに相談に来られてから、2019年に生分解性ストローを開発。さらに取引先の要望もあり紙製ストローも開発しましたが、コスト面から商品が社会的に定着しづらく、次の施策を考えていました。
事態の打開策を模索する中、2020年に加藤社長から「BtoCの商品開発にチャレンジしたい」という声が上がりました。
そこで、大手セレクトショップで紙ストローが販売されていることにヒントを得て、小売用にエコロジカルな紙ストロー×紙パッケージのギフト商品を開発することに。
フクビズの専門アドバイザーと共に、昭和レトロな雰囲気の紙製パッケージを考案し、セレクトショップへの販路開拓も後押ししました。

フクビズの支援結果

メディア露出・BtoC商品開発ノウハウ獲得・新規販路獲得

新商品「冨士 紙ストロー」は、珍しい紙ストローの小売り商品ということで、地元経済誌にも取り上げられ、環境に配慮した紙ストローのアピールにもつながりました。
商品の発売後は、加藤社長みずから福山市鞆の浦にある鞆一商店の店頭まで様子を見にいき、自社の紙ストローが店頭に並んでいるのを目にして、とても喜んでいました。
BtoBからBtoCへと商品開発の考え方を変えることで新しいチャレンジにつながり、さらなる販路開拓へとモチベーションを高めています。