『藤井葬祭・縁』マーケティング視点でPRを最適化!地域の社会課題に寄り添う見守りサービスを開発
事業者様からの相談内容
藤井葬祭・縁[福山市]
福山市春日町にある家族葬専門の葬祭業者。藤井石材店(藤井裕也代表)の顧客から相談を受けて、2017年に「家族葬サービス」を始め、葬儀場部門として藤井由美代表が運営している。
相談内容:サービスの認知拡大・集客方法の相談
藤井葬祭・縁では、多様化する葬儀のあり方に対応した「家族葬サービス」を開始したものの、コロナ禍で利用者が思うように増えないという悩みを持っていました。
地域の経済団体で同業者の支援事例を見てフクビズを知り、2021年2月に相談に来られました。
フクビズからの提案
市場分析・新サービス開発・プレスリリース支援
コロナ禍に対応した葬儀・葬祭として、家族葬に遠隔地の親族がオンラインで参列できる「オンライン家族葬」サービスを開発し、認知拡大をはかりました。
さらなる集客方法を考えて様々なアイデアを出し合う中で、親族が遠方にいる独居者・身寄りがない孤立者の社会課題を解決する必要性に着目。地域の独居者・社会的孤立者を「一人にさせない」をコンセプトに、専門家と連携して普段の生活の見守りから葬儀・葬祭まで一貫して寄り添うサービス「みまもりほっとベース」を開発しました。
フクビズの支援結果
マーケティング視点の獲得・他者との差別化・メディア露出
「みまもりほっとベース」の開発においては、独居者・孤立者がテーマになることから、PRの表現方法や「共感されるメッセージ」に心を配りました。また、見守り対象となる独居者だけではなく「その親族」にもニーズがある点を再認識。ターゲットに合わせたPR方法の最適化をはかった結果、葬儀業者としては後発となるにもかかわらず、他社との差別化に成功しています。
地域の経済誌にも取り上げられ、当初は慎重だった藤井代表も「できるかもしれない」と事業に対する自信を深め、提携先との交渉に積極的に取り組んでいます。