2016年12月6日にオープンしたフクビズは、今月で5周年をむかえました。備後地域のみなさまにたくさんご利用いただき、このたび相談件数が13000件を突破いたしました。記念すべき13000件目の事業者さまは、福山市伏見町にある体験型ビール工房 「びんごふくやまブルーイングカレッジ」の小畑さまです。
小畑さまは「ビールの楽しさを伝えたい」という思いで、2019年11月にクラフトビールの試飲販売所「THE BEER FUSHIMI-CHO」をオープンされ、2020年1月に体験型ビール工房「びんごふくやまブルーイングカレッジ」をスタートされました。このたび開業2周年を記念して、みっつの新たな取り組みを始められました。
ひとつめは、空き瓶回収クラブ『おかえり!AKB』の立ち上げです。これは、空き瓶(=AKB)のリユース活動促進を目的とした取り組みで、同店で購入したビールの空き瓶を1本返却するごとにポイントが貯まり、ポイントに応じて特製コースターやオリジナルクラフトビールがもらえるサービスです。ふたつめは、定番クラフトビール5種のラベルの刷新です。シンプルながらもパステルカラーでかわいくおしゃれに、そして、にっこり笑顔の小畑さまのイラストも追加され、より印象的なラベルになりました。最後は、『知って作って飲んでみる福山のクラフトビール体験会』です。クラフトビールの基礎知識とビールのテイスティング、クラフトビールの醸造が2日間で体験できます。いずれも池内プロジェクトマネージャーの提案でスタートしたプロジェクトです。
そして、このたび小畑さまが作られている『ふくやまバラ酵母 生にごりPA(ペールエール)』が第7回福山ブランドの産品・サービス部門に選ばれました。『ふくやまバラ酵母 生にごりPA(ペールエール)』は、無濾過・非加熱製法により、生きたままのバラ酵母を丸ごと楽しめるクラフトビールです。バラ酵母は、福山大学生命工学部生物工学科の久冨 泰資(ひさとみ たいすけ)教授が2013年より福山市と産業界の橋渡しのモデルとして開始したプロジェクトです。地域活性化を推進する産学官連携の取り組みとして、バラ酵母を用いた地域特有のクラフトビールを小畑さまが開発されました。こちらの商品も池内プロジェクトマネージャーがコンセプト提案からブラッシュアップ、ラベルデザインの提案、広報戦略までをお手伝いしました。
お写真を撮らせていただいたこの日は、新商品についての作戦会議をおこないました。みなさまにお披露目できる日が楽しみです。
引きつづき、フクビズは小畑さまのチャレンジを全力でサポートいたします。