サポート事例

『塚本株式会社』原材料にこだわり商品力アップ!ターゲットや見せ方を変えて販路拡大を達成

事業者様からの相談内容

塚本株式会社 様[尾道市]

明治17年創業。綿布卸問屋から始まり、現在はご当地手ぬぐいや尾道ラーメンなどの土産物の製造販売を行っている。

相談内容:新商品の販路拡大・PR不足

自社商品の多角化で新規開発した「レモンカード」の販売が伸びないため何か良いPRの方法がないかと2018年2月にご相談に来られました。

フクビズからの提案

商品コンセプトを見直し、ターゲットの絞り込みやパッケージの変更など販売戦略を一新

一般の消費者になじみが薄い「レモンカード」は英国式ティータイムに欠かすことができないスプレッドで、「考える人」で知られる彫刻家のロダンも愛した伝統ある一品。歴史に感銘を受けた塚本社長から、日本風の「レモンバター」ではなく英国伝統の「レモンカード」として販売したいと希望があったため、まずは商品コンセプトの見直しをご提案いたしました。

主原料であるバターを広島県産のものに変えて「瀬戸内産」の原材料にこだわることで商品価値を大幅に高め、アドバイザーが東京へ帰郷の際に銀座の人気レストランのシェフから直接もらった意見を食味アップに生かしました。上質な食材を求める層をターゲットに定めて販路の切り替えをおこない、パッケージデザインもブラッシュアップし、販売戦略を一から再構築いたしました。

フクビズの支援結果

販路拡大・さらなる新商品開発

瀬戸内産原料の「尾道瀬戸田レモンカード」として上質グルメ志向の女性をターゲットにし、地元百貨店や広島駅の土産物売り場、銀座の広島県アンテナショップに販路を拡大。料理研究家や銀座のレストランにも利用される食材となりました。

その後、スーパーに卸している「レモン塩」の販路を増やすため、再度フクビズに相談。
レモン塩に加えて七味とマルチスパイスを原料にした商品開発を行い、尾道レモン塩・尾道レモン七味・尾道レモンマルチスパイスの3商品を新たに開発。尾道にちなんで「スパイス猫3兄弟」としてブランディングを行いました。エキナカの土産物として人気商品となっています。

塚本社長のフットワークの軽さが会社の原動力となり、広島産の柑橘を使用したレモンカードの姉妹品も発売間近など、フクビズのサポートにより新たな展開がさらに広がっています。

<住所・お問い合わせ先>
〒722-0051 広島県尾道市東尾道10-13
0848-20-2235