サポート事例

『株式会社啓文社・後藤鉱泉所』文学サイダー第二弾、飲んで味わう『暗夜行路』で新境地

事業者様からの相談内容

株式会社啓文社[尾道市]、後藤鉱泉所[尾道市]

株式会社啓文社は昭和6年創業。尾道市を中心に広島県、岡山県で多数の店舗を展開する複合型書店です。井上剛さんは同社の店売本部長を務めています。
後藤鉱泉所は昭和5年創業。尾道の対岸に浮かぶ向島で、手作りのサイダーを製造販売しています。オーナーの森本繁郎さんは元公務員。高齢の先代夫婦が廃業を考えていたとき、「地域の宝を残したい」と事業を承継し4代目店主となりました。

相談内容:利益率の改善・新商品開発

啓文社:書籍の販売に加え、本に関連した新規事業を立ち上げ、収益を強化していきたい。
後藤鉱泉所:先代からの看板商品は定番ゆえに思うような値上げが困難、利益率を上げる策がないか。

フクビズからの提案

他業種との協業・新商品開発・情報発信

第1弾「尾道文学サイダー 林芙美子編」に続き、志賀直哉の代表作『暗夜行路』にちなんだコーラを提案。
飲料を真っ黒にすることで絶望感を表現し、飲み干した後に見えるラベル裏面に光明を感じる一文が見えるようになるなど、作品の世界観を見た目・味で再現、飲んで体験する文学作品として提案しました。

フクビズの支援結果

メディア露出・利益率改善・新規販路獲得

商品完成後、報道機関向け発表会を開催。NHK、中国新聞、読売新聞、毎日新聞など10媒体に掲載されました。
第1弾の「林芙美子編」に続き、文学サイダーとしてシリーズ商品化。今では定番商品に次ぐ売り上げとなっています。