サポート事例

『料理旅館 玉乃家』「最高のおもてなしを、妥協しない価格で」顧客ニーズの徹底分析でコロナ禍の集客に成功!

事業者様からの相談内容

料理旅館 玉乃家[世羅町]

世羅郡世羅町にある創業94年の料理旅館。天皇陛下が皇太子時代に宿泊された部屋を改装後も再現した『宮様の間』が有名。
板場の大将でもある稲田嘉明代表は、京都の料亭仕込みの繊細な調理技術が強み。京都出身の若女将も店を盛り立てています。

相談内容:利用率の向上・広報の相談

2017年に高村センター長が宿泊メニュー「ランニング詣プラン」の開発をサポートしました。その後、2021年に世羅町でフクビズが出張相談を行った際に、再度相談に来られました。
若女将の祐子さんは、コロナ禍の影響で団体の宿泊客が激減したうえ、外食の自粛ムードにより地元客の利用にもブレーキがかかり「一体どうすればよいのか」と強い危機感を持っておられました。

フクビズからの提案

旅館資源の再評価・新規プランの提案・プレスリリース支援

コロナ禍の影響で、宿泊単価を下げても顧客は増えないと推測。その上で「コロナ禍でも旅行をしたい人」のニーズを分析し、池内プロジェクトマネージャーから県内でマイクロツーリズムを楽しみたい旅行客をターゲットに設定することを提案しました。
玉乃家が持つ『宮様の間』のネームバリューや、地元では珍しい京風懐石料理を提供している点に注目し、「最高のおもてなしを、妥協しない価格で提供しよう」と決意。徹底的に「大人の癒し旅」に特化した高単価プランを開発しました。

フクビズの支援結果

メディア露出・問い合わせ増加・モチベーションの向上

「1日1組限定で『宮様の間』を貸切で利用」「2人前で国産松茸を4〜6本使った京風懐石」など思い切った高級志向のコンセプトが注目を集め、地元新聞や経済誌の取材を受けました。紅葉シーズンに合わせた新プランは利用客からも大好評。
相談当初は苦悩が見えた若女将でしたが、打ち合わせが進む度に元気を取り戻し「旅館はお客様に来ていただけてこそ」とモチベーションをアップさせています。