福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz(フクビズ)備後圏域のすべての企業・個人事業者・創業者の支援拠点

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『自然食房きむら』地元にちなんだ新商品の開発で 売上アップと地域貢献を実現

【相談内容】

福山市北部で豆腐コロッケやお好み焼きといった家庭料理と豆腐ドーナツを製造・販売する『自然食房きむら』。元菓子職人のご主人が、「毎日安心して食べられるものを」との想いで、厳選したこだわりの食材を用いた惣菜やおやつを手ごろな価格で提供している。さらなる集客のためホームページとフェイスブックを開設したが、家族経営のため日々の製造をこなすのに手いっぱいで使いこなせておらず、次なる一歩が踏み出せずにいる。 自店のこだわりや特長をうまくPRすることで集客&売上を上げたい、と相談に来られた。

【提案内容】

ディスカッションを通して見えてきたのは、地域やそこに暮らす人々を想うご主人の深い愛情、そしてVIPがリピートするほど評判を集めた菓子づくりの高い技術。そこで、新たな設備投資など時間とお金をかけずともすぐにできる新商品の開発を提案。「ぎんぎんぎらぎら夕日がしずむ~♪」のフレーズでおなじみの童謡『夕日』を作詞した詩人・葛原しげるが神辺出身であるため、ネーミングは「夕日ドーナツ」とした。やわらかさや甘さを強調した現代風のドーナツではなく、小麦粉、卵、牛乳のみのシンプルな材料を用い、あえて古きよき昭和の時代に食べられていたようなレトロさを再現。噛みしめるほどに素材が持つ豊かで滋味深い旨みが感じられるドーナツが完成した。

【結果】

商品の完成とともに、ニュースリリースやチラシを作成するなど新商品のプロモーションを強化。テレビ、新聞、雑誌などさまざまなメディアに取り上げられたことで、発売に向けて徐々に注目度がアップ。葛原しげるの生家で開かれた『生誕祭』の発売イベントでは、準備した商品すべてが発売後すぐに完売するほどの盛況ぶり。その後、店舗でも安定的に売れ続け、新規のお客様が増えて売上アップにつながった。